報道発表
2017年度(平成29年度)トレーラー国内需要見通し
日本自動車車体工業会トレーラ部会では、2017年度のトレーラ国内需要見通し
をまとめたので発表します。
1.2016年度のトレーラ需要見込み
2016年度のトレーラ需要は7,600台・前年比105.6%になるものと見込まれる。
堅調な日本経済の成長に加え、2015年に改正された法改正に対応するトレーラ
への補助金、並びにECE-R13(ブレーキ関係)未対応車の駆込み登録等によりバン、
コンテナ用は大きく台数が伸び、バンは前年比112.7%、コンテナ用は同108.4%と
台数を押し上げた。又、その他のトレーラは前年並であった。
2.2017年度のトレーラ需要見通し
2017年度の日本経済は緩やかな回復基調で推移すると共に、所得環境の改善が
続くと見込まれる。又、為替も2016年並で推移すると見込まれていることから、
2016年度並の成長が期待される。
トレーラは景気回復に支えられた代替需要、並びにドライバー不足等による
トレーラへの移行等により、引続き高水準の需要が予想される。
こうしたことから、トレーラ総需要は8,100台、2016年度比106.6%と見込まれる。
・詳細は、「2017年度トレーラー国内需要見通し」を参照下さい。
(注)日本自動車車体工業会でいうトレーラーとは貨物輸送用をいい、
キャンピングトレーラー、ボートトレーラーなどは除く。