「平成21年度上半期における下請代金法に基づく取締状況等」について
2009年11月20日
経済産業省中小企業庁
「平成21年度上半期における下請代金法に基づく取締状況等」について
中小企業庁より「平成21年度上半期における下請代金法に基づく取締状況等」が発表されましたので、お知らせします。
【概要】
中小企業庁では、従来より下請代金支払遅延等防止法(下請代金法)の厳格な運用と違反行為の未然防止、下請中小企業振興法に基づく振興基準の遵守等を通じ、下請取引適正化の推進を図ってきています。
今般、平成21年度上半期における下請代金法に基づく取締状況、下請かけこみ寺事業の実施状況等について取りまとめましたので、公表いたします。
1.下請代金法に基づく取締状況について
平成21年度上半期は、104,557社に対して書面調査を実施。また、違反のおそれの高い460社に立入検査等を実施し、439社に対し1,046件の違反事項について書面による改善指導を行い、減額した。下請代金の返還及び支払遅延に係る遅延利息の支払(総額約253百万円)を行わせました。2.「下請かけこみ寺」事業の実施状況について
平成21年度上半期の下請かけこみ寺への相談は2,639件と前年同期比でほぼ倍増しています。また、ADR(裁判外紛争手続)業務の調停受理件数は24件となっており、前年度同期比で6倍に急増しました。
3.親事業者に対する下請代金法講習会の開催について
4.下請適正取引等の推進のためのガイドライン(下請ガイドライン)について
5.事業者団体、親事業者に対する年末通達の発出
中小企業庁報道発表内容は以下を参照
www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2009/091120ShitaukeTorishimari.htm
平成21年度の「下請代金支払遅延等防止法に基づく取締状況等」について概要版
www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2009/download/091120Gaiyo.pdf
詳細版
www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2009/download/091120Shousai.pdf