車体工業会会長を務めております増井でございます。
本日は2024年度通常総会にあたり、会員の皆様方には会場、Webでの多数のご出席をたまわり、誠にありがとうございます。
さて、昨年度を振り返りますと、日本全体に活気が戻り、ようやくコロナ禍から通常の社会生活や経済活動を取り戻すことを実感できた1年であったかと思います。
当会を取り巻く市場環境も回復の傾向を示し、当会特有の非量産車は14万9千台、前年度比109%と少し明るさが見えてきた1年となりました。
しかしながら、世界情勢が不安定さを増す中、資源価格・物価の高騰に加え、足もとの人手不足や人件費上昇など、依然として取り巻く環境は厳しく、引き続き予断を許さない状況です。
この様な中、当会では2023年度は現地現物、対面での活動が本格的に再開し、会員各社の皆様がそれぞれ持つ課題の共有や意見交換をすることで相互の理解や連携が深まったと考えております。
また、事務局においても主体的にガバナンス強化や各種改善に取り組むことで会の基盤固めが進んだ1年だったと考えております。
2024年度も「働くクルマ」を通じ社会を支える工業会として、引き続き自動車5団体で連携を取りながら、従来活動を着実に推進すると同時に、時代に応じた取組みも推進していく所存です。
主な取組み項目としては、カーボンニュートラル対応や安全対応活動の推進などの6つを考えております。
具体的な計画につきましては、後程ご説明させていただきます。
また、今年の総会では、
見て 聞いて 分かり易い 説明、
会員様同士が、より交流いただけるための時間配分の見直しなど、運営面での改善を試みました。有意義で、参加して良かったと感じていただけたら幸いです。
最後になりますが、今後も会員の皆様にとって「入ってよかった」と思ってもらえる車体工業会を目指し、会員の皆様に寄り添いながら活動を更に充実させていく所存です。
引き続きご支援、ご協力をお願いいたします。
本日は、誠にありがとうございます。