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ご挨拶

2025年度年頭挨拶

会長 増井 敬二
会長 増井 敬二

あけましておめでとうございます。
新春を迎えるにあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。

昨年を振り返りますと、元日の能登半島、8月の日向灘での大地震に加えて、夏場の豪雨による水害など各地で多くの災害が発生した年となりました。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
もし、お困りごとがございましたら、当会事務局にご遠慮なく、ご相談頂ければと思います。

さて、車体工業会を取り巻く市場環境を見ますと、昨年4月~11月の当会会員生産台数が、全体では前年比96.6%の142万8千台。
その内、委託生産車を除く当会特有の非量産車は同104.7%の10万1千台と少し明るさが見えてきた1年となりました。
しかしながら、世界情勢が不安定さを増す中、資源価格・物価の高騰に加え、足もとの人手不足や人件費上昇など、依然として経済を取り巻く環境は厳しく、引き続き予断を許さない状況です。

この様な中、当会では下記6項目を主要項目と位置づけ、会員の皆様と共に取り組みを推進してきました。
・カーボンニュートラル対応
・安全対応活動の推進
・環境対応自主取組みの推進
・中小企業支援活動の推進
・活性化活動の継続推進
・ガバナンス強化・業務効率化
中でも「カーボンニュートラル対応」については、社会生活を豊かにし、安全・安心な社会の実現に不可欠な多様な「働くクルマ」を世の中に提供している当会としても、未来に向けた非常に重要な取り組みとなります。昨年は、「儲かる、すぐできる、誰でもできるカーボンニュートラル」と題した日常改善事例の共有などを行っていただくことで、少しずつではありますが、確実に会員各社のカーボンニュートラルへの取組みが進んできたと実感しております。

また、トピックスの1つとして、コロナ禍で中止していた海外視察を6年ぶりに実施いたしました。
9名の方に参加頂き、IAA TRANSPORTATION2024への参加に加えて、BMWや欧州架装メーカーの視察を通じて、ものづくりやCO2低減への取組みについて多くの学びと気付きがあったと聞いております。
各部会、各支部においても現地現物、対面での活動が活発に実施されており、研修会や見学会を通じ、会員会社の皆様がそれぞれ持つ課題の共有や困りごとに対する意見交換がなされ、有意義な場となりました。
私自身もいくつかの活動に参加させて頂く中で、より強く感じたのは、このような場で出来た「ご縁」が、その後の横の大事な繋がりとなり、メーカーの垣根を超えて会員相互の連携が更に深まっていくことが大事なことなのだということでした。
今年も引き続き活動を充実させていきたいと考えております。

これからも「会員の皆様に一層お役に立つ車体工業会」「入会して良かったと言っていただける車体工業会」、そして「自らも率先して新入会員を紹介したい車体工業会」を目指し、活動を更に充実させていく所存ですので、引き続きご支援、ご協力をお願い申し上げます。

一方で、昨年11月に当会の一部会員への公正取引委員会による立ち入り調査に関する報道がなされました。個社の事案ではあるものの、コンプライアンス遵守に対する社会の要請は、年々高まりをみせております。競争法は事業者団体の根源にも関わる事から、当会としても大変重く受け止めております。「働くクルマ」で社会を支える当会として、襟を正し、コンプライアンス遵守を徹底していくことで、自動車5団体で連携を取りながら、今後ともその役割を果たしていきたいと思います。

最後になりますが、会員並びに関係各位のますますのご繁栄とご多幸を祈念し新年のご挨拶とさせていただきます。

2024年度秋季会員大会挨拶

会長 増井 敬二
会長 増井 敬二

会長を務めております増井でございます。

会員の皆様には日頃から当会の活動にご支援・ご協力を頂き、誠にありがとうございます。

本日、会員の皆様方には多数のご出席をたまわり、誠にありがとうございます。

さて、本年も各地で多くの自然災害が発生しました。
被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
もし、お困りごとがございましたら、当会事務局にご遠慮なく、ご相談頂ければと思います。

それでは、当会を取巻く状況についてお話しをさせて頂きます。
まず、当会会員の本年度4月から9月の生産台数累計は、103万6千台、前年比95%となっております。
そのうち、カーメーカーからの委託生産車を除く、当会 特有車種を見ますと、特装・トレーラーを除く製品が前年比増となり、7万5千台、前年比105%となりました。
しかしながら、世界情勢が不安定さを増す中、資源価格・物価の高騰に加え、足もとの人手不足や人件費上昇など、依然として取り巻く環境は厳しく、引続き予断を許さない状況です。

次に当会の事業計画の進捗状況について少しお話しさせていただきます。
今年度は、従来の「カーボンニュートラル対応」、「安全対応活動の推進」、「環境対応自主取組みの推進」、「中小企業支援活動の推進」、「活性化活動の継続推進」の5項目に「ガバナンス強化・業務効率化」を加えた 主要活動6項目について活動しております。
その中でも、「カーボンニュートラル対応」につきましては、先月の第25回専門委員会の中で「環境委員会」より、会員のみなさまがカーボンニュートラルとコスト低減へ取組むための参考として「儲かる、すぐできる、誰でもできるカーボンニュートラル」と題した日常改善の事例を紹介頂きました。
当会のホームページにも掲載頂きましたので、是非ご活用ください。
今後もアンケート等を通じて皆様から頂いた声をもとに、情報発信・現地支援活動など取組んでいきますので、引続きよろしくお願いします。

また、今年はコロナ禍で中止していた海外視察を6年ぶりに実施いたしました。
9名の方に参加頂き、IAA TRANSPORTATION 2024への参加に加えて、BMWや欧州架装メーカーの視察を通じて、ものづくりやCO2低減への取組みについて多くの学び、気付きを得られる場であったと聞いております。
そして、帰国後には、相互の会社訪問が既に実施されるなど、強い「つながり」が醸成されたと聞いております。
このような「ご縁」が、この後の横の大事な繋がりとなり、会員相互の連携が更に深まっていくことが、当会にとっても大事なことだと考えています。

以上のように、現時点で事業計画は、概ね計画どおり進捗していると判断しております。
下期も継続して事業計画を推進してまいりますので、ご支援、ご協力をよろしくお願い致します。

さて、ここで、本日のご講演について少しご紹介をさせて頂きます。
「需要動向と当社の取組みについて」と題して三菱ふそうトラック・バス株式会社 国内販売・カスタマーサービス本部 トラック販売部 部長 山本 順一 様 よりご講演を頂きます。
今後、シャシメーカー様と我々架装メーカーの連携が益々重要となってくる中、直接お話を伺う機会を頂き感謝申し上げます。
どうぞ よろしくお願い致します。

最後に会員各位の益々のご発展と、ご健勝を祈念致しまして、開会の挨拶に代えさせて頂きます。

本日は誠にありがとうございます。

2024年度通常総会挨拶

会長 増井 敬二
会長 増井 敬二

車体工業会会長を務めております増井でございます。

本日は2024年度通常総会にあたり、会員の皆様方には会場、Webでの多数のご出席をたまわり、誠にありがとうございます。

さて、昨年度を振り返りますと、日本全体に活気が戻り、ようやくコロナ禍から通常の社会生活や経済活動を取り戻すことを実感できた1年であったかと思います。

当会を取り巻く市場環境も回復の傾向を示し、当会特有の非量産車は14万9千台、前年度比109%と少し明るさが見えてきた1年となりました。
しかしながら、世界情勢が不安定さを増す中、資源価格・物価の高騰に加え、足もとの人手不足や人件費上昇など、依然として取り巻く環境は厳しく、引き続き予断を許さない状況です。

この様な中、当会では2023年度は現地現物、対面での活動が本格的に再開し、会員各社の皆様がそれぞれ持つ課題の共有や意見交換をすることで相互の理解や連携が深まったと考えております。
また、事務局においても主体的にガバナンス強化や各種改善に取り組むことで会の基盤固めが進んだ1年だったと考えております。

2024年度も「働くクルマ」を通じ社会を支える工業会として、引き続き自動車5団体で連携を取りながら、従来活動を着実に推進すると同時に、時代に応じた取組みも推進していく所存です。

主な取組み項目としては、カーボンニュートラル対応や安全対応活動の推進などの6つを考えております。
具体的な計画につきましては、後程ご説明させていただきます。

また、今年の総会では、
見て 聞いて 分かり易い 説明、
会員様同士が、より交流いただけるための時間配分の見直しなど、運営面での改善を試みました。有意義で、参加して良かったと感じていただけたら幸いです。

最後になりますが、今後も会員の皆様にとって「入ってよかった」と思ってもらえる車体工業会を目指し、会員の皆様に寄り添いながら活動を更に充実させていく所存です。
引き続きご支援、ご協力をお願いいたします。

本日は、誠にありがとうございます。