法規情報
保安基準の細目告示等の一部改正について(二輪車OBDⅡ)
保安基準の細目告示等の一部改正がありましたので、お知らせいたします。
(二輪車のOBDⅡ)
【改正概要】
(1) 道路運送車両の保安基準の細目告示の一部改正
① OBDⅡの要件として、試験モード(排出ガス試験法に定める試験モード等)により測定した排出ガス値が異常レベ
ルを超える可能性がある場合には、当該故障をOBDⅡが検出し、運転者に知らせるとともに、故障時の自動車使
用状況の情報をシステム内に保存するものであること等を規定した。
② OBDⅡの監視要件(従前の車載式故障診断装置の要件に、失火検知及び触媒劣化の診断等の検出項目を追加
する等)及び試験要件等を規定した。
(2) 保安基準の適用整理告示の一部改正
① 触媒劣化の診断等を除いた OBDⅡについて、新型車は2020年 12 月から、継続生産 車は2022年 11 月から適
用対象とした。
② 触媒劣化の診断等を含んだ OBDⅡについて、新型車は2024年 12 月(第二種原動機 付自転車は2025年 12 月)
から、継続生産車は2026年 11 月(第二種原動機付自転 車は2027年 11 月)から適用対象とした。
③ 第一種原動機付自転車については、OBDⅡの適用を当分の間猶予する。
(3) 道路運送車両法関係手数料規則(の一部改正
二輪車の OBDⅡについての保安基準適合性審査に係る試験を受の手数料額を27 万円と定めた。
【スケジュール】
公 布・施行:2019年 10 月3日
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